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七十二候『紅花栄(べにばなさかう)』の筆文字アート作品

七十二候『紅花栄(べにばなさかう)』とは?|紅花=ベニバナ?

七十二候のひとつ『紅花栄(べにばなさかう)』(5月26日~30日頃)。
小満の次候にあたり、「紅花が盛んに咲く頃」という意味だとされています。

ただ、ここで少し気になることがあります。
現在「ベニバナ」という名前で知られている花の開花時期は、一般的に6月下旬~7月頃。
5月下旬とは、少し季節がずれているようにも感じます。

『紅花栄』の「紅花」って、”ベニバナ”のことなんでしょうか。

「紅花」はベニバナではない?


『紅花栄』について調べてみると、「紅花」は特定の花ではなく、“赤い花”を指していたのではないか、という説も見かけます。

昔の暦は、実際の植物の開花時期とぴったり一致しないことも少なくありません。

そのため、「紅花=ベニバナ」と断定するよりも、“初夏を彩る赤い花”を表した言葉として受け取るほうが、自然な気もしてきます。

5月下旬に咲く赤い花といえば?


5月下旬頃に咲く赤い花としては、私はサツキを思い浮かべました。

街路樹や庭先でもよく見かける花で、ちょうどこの時期に鮮やかな赤やピンクの花を咲かせます。
ほかにも、バラやゼラニウム、カーネーション、シャクヤク、ポピー、ナデシコ、ペチュニアなど、初夏は赤やピンクの花が一気に増えてくる季節ですよね。

『紅花栄』という言葉を眺めていると、「特定の花」というより、“景色全体が赤く華やいでいく頃”を表しているようにも感じられます。

「栄う」が使われる七十二候


『紅花栄』の「栄う(さかう)」は、“草木が盛んに育つ・勢いよく茂る”という意味を持つ言葉です。
七十二候の中で「栄う」が使われているのは、『紅花栄』と『芹乃栄(せりすなわちさかう)』(1月5日~9日頃)の二つだけ。どちらも植物の生命力が強く感じられる候で、自然の勢いが増していく時期らしさが表れています。
季節の言葉を眺めていると、昔の人がどんな景色を見ていたのか、ちょっと想像したくなりませんか?
七十二候『紅花栄(べにばなさかう)』の筆文字アート作品

筆文字『紅花栄(べにばなさかう)』(2026年 制作)

3色パステルアートとは

3色パステルアートは、脳科学と心理学をベースに開発された独自の技法でパステル画を描いていくので、楽しみながら脳を活性化でき、ストレスや緊張状態から解放されます。
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