8月14日は「水泳の日」
夏休みの真っただ中ということもあり、プールや海で泳ぐ機会が増える時期ですが、今、子どもたちを取り巻く「水泳」の環境は、昔とはかなり変わってきています。
「水泳の日」のルーツである「国民皆泳の日」から、水泳授業やプールをめぐる現在の水泳事情などをご紹介します。
現在の「水泳の日」は、2014年に制定されましたが、8月14日という日付には、昭和からの歴史があるんです。
1953年、日本水泳連盟は8月14日を「国民皆泳の日」として制定しました。
水泳を広く国民に普及させ、泳力の向上や健康増進につなげることなどを目的としたものです。
その後、「国民皆泳の日」はいったん中断されましたが、2014年に「水泳の日」として復活。
水泳の普及や競技力向上だけでなく、水難事故の防止なども含め、水泳に親しむ機会を広げることを目指しています。
昔とは異なり、現在の子どもたちの水泳事情はかなり変化しているようです。
その背景のひとつとして挙げられるのが、コロナ禍での水泳授業の中断や縮小。
さらには、学校プールの老朽化と維持費の問題、そして猛暑によるプール授業の減少。
今の子どもたちは、水に慣れる機会がかなり減少しているようです。
2023年度の埼玉県教育委員会による小学校児童『運動技能に関する調査結果』によると、クロールで25m以上泳げる児童の割合が4年間で急激に減っていることがわかります。
学校にプールがあることが当たり前だった世代にとっては、「学校にプールがない」と聞くと驚くかもしれません。
近年、プールの老朽化や維持管理の負担などを理由に、複数の学校で公共プールを共同利用したり、民間の水泳施設を活用したりする方式へ移行する自治体があるそうです。
インストラクターなど外部の専門家に水泳指導を任せることで、教員の負担軽減や、より専門的な指導につながるというメリットがある一方、施設までの移動時間や費用、地域による施設の違いなど、新たな課題もあります。
「学校にプールがあるかどうか」だけではなく、どこで、誰が、どのように水泳を教えるのかという仕組みそのものが変わりつつある――。「学校のプールで水泳を習う」という当たり前だった光景も、今は昔…なんですね。
水に親しみ、泳ぎ方を身につけることは、水難事故から身を守るための大切な知識や技能にもつながります。
8月14日「水泳の日」にちなんで、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた元競泳選手、故・古橋廣之進さんの言葉を紹介します。
「あきらめず、へこたれず、魚になるまで、水かきがつくまで泳ぐことだ」
今回の筆文字は『あきらめず、へこたれず』でした!
夏休みの真っただ中ということもあり、プールや海で泳ぐ機会が増える時期ですが、今、子どもたちを取り巻く「水泳」の環境は、昔とはかなり変わってきています。
「水泳の日」のルーツである「国民皆泳の日」から、水泳授業やプールをめぐる現在の水泳事情などをご紹介します。
目次
「水泳の日」のルーツは「国民皆泳の日」
現在の「水泳の日」は、2014年に制定されましたが、8月14日という日付には、昭和からの歴史があるんです。
1953年、日本水泳連盟は8月14日を「国民皆泳の日」として制定しました。
水泳を広く国民に普及させ、泳力の向上や健康増進につなげることなどを目的としたものです。
その後、「国民皆泳の日」はいったん中断されましたが、2014年に「水泳の日」として復活。
水泳の普及や競技力向上だけでなく、水難事故の防止なども含め、水泳に親しむ機会を広げることを目指しています。
泳げない子どもが急増中!?
昔とは異なり、現在の子どもたちの水泳事情はかなり変化しているようです。
その背景のひとつとして挙げられるのが、コロナ禍での水泳授業の中断や縮小。
さらには、学校プールの老朽化と維持費の問題、そして猛暑によるプール授業の減少。
今の子どもたちは、水に慣れる機会がかなり減少しているようです。
2023年度の埼玉県教育委員会による小学校児童『運動技能に関する調査結果』によると、クロールで25m以上泳げる児童の割合が4年間で急激に減っていることがわかります。
クロールで25m以上泳げる児童の割合
| 小学5年生 | 2019年度 | 2023年度 |
|---|---|---|
| 男子 | 66.6% | 47.1% |
| 女子 | 59.2% | 41.2% |
| 小学6年生 | 2019年度 | 2023年度 |
|---|---|---|
| 男子 | 76.8% | 54.3% |
| 女子 | 72.1% | 46.2% |
学校のプールがなくなる!? 水泳授業の「外部化」も
学校にプールがあることが当たり前だった世代にとっては、「学校にプールがない」と聞くと驚くかもしれません。
近年、プールの老朽化や維持管理の負担などを理由に、複数の学校で公共プールを共同利用したり、民間の水泳施設を活用したりする方式へ移行する自治体があるそうです。
インストラクターなど外部の専門家に水泳指導を任せることで、教員の負担軽減や、より専門的な指導につながるというメリットがある一方、施設までの移動時間や費用、地域による施設の違いなど、新たな課題もあります。
「学校にプールがあるかどうか」だけではなく、どこで、誰が、どのように水泳を教えるのかという仕組みそのものが変わりつつある――。「学校のプールで水泳を習う」という当たり前だった光景も、今は昔…なんですね。
命を守るスポーツ水泳で水難事故を減らそう
水に親しみ、泳ぎ方を身につけることは、水難事故から身を守るための大切な知識や技能にもつながります。
8月14日「水泳の日」にちなんで、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた元競泳選手、故・古橋廣之進さんの言葉を紹介します。
「あきらめず、へこたれず、魚になるまで、水かきがつくまで泳ぐことだ」
今回の筆文字は『あきらめず、へこたれず』でした!
筆文字アート『あきらめず、へこたれず』(2026年 制作)