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二十四節気「立秋」と七十二候「涼風至」の意味|暦の上では秋でも油断禁物

「今日から秋」と聞くと驚く人も多いかもしれません。
毎年8月7日頃は、二十四節気の「立秋(りっしゅう)」
2026年は8月7日です。

暦の上ではこの日から秋となり、暑中見舞いは「残暑見舞い」へと変わります。
とはいえ、実際には一年でも特に暑さが厳しい時期。立秋は「秋の始まり」であると同時に、「暑さが極まる頃」。
さらに七十二候では最初の候「涼風至(すずかぜいたる)」を迎えます。
名前だけ見ると涼しく感じますが、昔の人はほんのわずかな風の変化にも季節の訪れを感じ取っていたのでしょう。


立秋なのに一年で最も暑い頃?


「秋なのに暑いなんておかしい」と思われがちですが、立秋は気温ではなく季節の移り変わりを表す暦。
立秋以降の暑さは「残暑」と呼びます。つまり、立秋を過ぎても猛暑日や熱帯夜が続くのは珍しいことではありません。
日本では太陽の動きをもとに季節を24に分けた二十四節気が古くから使われてきました。
立秋はその13番目の節気で、夏から秋への折り返し地点にあたります。

七十二候「涼風至(すずかぜいたる)」の意味とは?


七十二候は、四季を24等分した二十四節気をさらに約5日ごとの3つの期間(初候・次候・末候)に分けたものです。
立秋の初候は「涼風至(すずかぜいたる)」で、意味は「涼しい風が吹き始める頃」。
もちろん、この時期に急に涼しくなるわけではありませんが、朝夕の風や空の高さ、雲の形などに少しずつ秋の気配が現れ始めます。


立秋後も続く猛暑|2025年熱中症警戒アラート発表回数


2025年の熱中症警戒アラート発表は10月22日まででしたが、立秋以降も多くの地域でアラートが発令されました。
以下は、「熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートの発表履歴(環境省)」をもとに、昨年の立秋(8月7日)以降の熱中症警戒アラート発令回数を多い地域順に表にしたものです。

地域 発令回数 地域 発令回数
和歌山 35 山口 18
三重 31 山梨 17
長崎 31 沖縄(沖縄本島地方) 17
愛知 27 埼玉 16
兵庫 27 島根 15
香川 26 石川 14
静岡 25 佐賀 14
愛媛 25 群馬 12
大分 25 新潟 9
沖縄(八重山地方) 25 富山 9
徳島 24 福井 9
千葉 23 大阪 9
高知 23 栃木 8
熊本 23 鹿児島(奄美地方) 7
宮崎 23 奈良 6
鹿児島(奄美地方除く) 23 滋賀 5
東京 22 山形 4
広島 22 福島 4
福岡 22 岩手 3
茨城 20 沖縄(宮古島地方) 3
神奈川 18 長野 2
京都 18 岐阜 2
岡山 18 青森 1
鳥取 18 秋田 1



立秋でも油断禁物!熱中症対策を続けよう


「秋」と聞くと暑さが和らぐイメージがありますが、現実はまだまだ厳しい暑さが続きます。
実際、昨年も9月中旬頃まで全国10地域以上で熱中症警戒アラートが発表される日がありました。暦の上では秋でも、熱中症のリスクは高い状態が続きます。
外出時はこまめな水分・塩分補給を心がけ、無理をせずエアコンも上手に活用しましょう。
「立秋」と聞いて油断するのではなく、暦では秋、体感は夏という意識で過ごすことが大切です。

季節の節目を知らせる「立秋」と、七十二候の「涼風至」。
暦では秋でも、暑さはまだ続きます。体調管理に気を付けながら、朝夕の風や空に少しずつ現れる秋の気配も楽しみたいですね。

筆文字アート『涼風至』(2026年 制作)

3色パステルアートとは

3色パステルアートは、脳科学と心理学をベースに開発された独自の技法でパステル画を描いていくので、楽しみながら脳を活性化でき、ストレスや緊張状態から解放されます。
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