今回の筆文字作品は、『急がば回れ』
よく耳にすることわざのひとつですが、まずは意味や由来をおさらいしてみましょう。
「急ぐときほど着実に」という考え方は、世界共通のようです。
英語、韓国語(夫の母国語)、そしてスペイン語(大学で選択した第二外国語)ではどんな風に表現されているのか、調べてみました。
言葉は違えど、先人たちが「焦り」をどう乗り越えてきたかは同じなんだなって、改めて感じます。
早く、もっと早く。
そう思って焦る時ほど、この言葉を思い出してみてください。
近道を探して迷い込むより、着実な一歩を重ねること。一見、遠回りに見えても、自分の足でしっかり歩いた経験は、決して裏切らない「実力」になります。
焦らず、腐らず。今日も目の前のことを丁寧に。
よく耳にすることわざのひとつですが、まずは意味や由来をおさらいしてみましょう。
「急がば回れ」の意味・由来は?
●急がば回れ(いそがばまわれ)
急いでいるときこそ、危険な近道よりも、安全で確実な遠回りを選ぶ方が、結局は早く目的地に着けるという教え。
琵琶湖を渡る「矢橋の船」の危険を避け、遠くても「瀬田の唐橋」を渡るべきだと詠まれた
「もののふの 矢橋の舟は 速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」
という和歌に由来する説が知られています。
「船」は速い反面、突風で転覆するリスクがありました。一方、遠回りの「橋」は時間はかかりますが、確実に目的地へたどり着けます。目先の速さに飛びつかず、本質的な安全と確実さを選ぶ。現代の私たちにとっても、大切な指針になりますね。急いでいるときこそ、危険な近道よりも、安全で確実な遠回りを選ぶ方が、結局は早く目的地に着けるという教え。
琵琶湖を渡る「矢橋の船」の危険を避け、遠くても「瀬田の唐橋」を渡るべきだと詠まれた
「もののふの 矢橋の舟は 速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」
という和歌に由来する説が知られています。
「急がば回れ」海外では何て言う?
「急ぐときほど着実に」という考え方は、世界共通のようです。
英語、韓国語(夫の母国語)、そしてスペイン語(大学で選択した第二外国語)ではどんな風に表現されているのか、調べてみました。
Haste makes waste. (英語:急ぐことは無駄を作ること)
「急がば回れ」に最も近い英語の格言。焦って進めるとミスが増え、結局やり直しになって余計な時間がかかる……という、誰もが経験したことのある教訓です。
급할수록 돌아가라 (韓国語:急ぐほど回っていけ)
日本語の表現とそっくりな韓国のことわざ。スピードを重視する場面も多い一方で、「急ぐときこそ基本に忠実に、確実な道を行け」という教えも根付いているんですね。
Vísteme despacio, que tengo prisa. (スペイン語:急いでいるから、ゆっくり服を着せておくれ)
「急いでいる時に慌てて服を着せると、ボタンを掛け違えて結局遅くなる。だからこそ、ゆっくり丁寧にやってくれ」ということのようです。なかなか粋な表現ですよね。
「遠回り」という名の、自分だけの糧
早く、もっと早く。
そう思って焦る時ほど、この言葉を思い出してみてください。
近道を探して迷い込むより、着実な一歩を重ねること。一見、遠回りに見えても、自分の足でしっかり歩いた経験は、決して裏切らない「実力」になります。
焦らず、腐らず。今日も目の前のことを丁寧に。

筆文字『急がば回れ』(2026年 制作)






