今回の筆文字作品は、『千里の道も一歩から』
何か新しいことを始めようとしたとき、その道のりの長さに気が遠くなってしまうことはありませんか?
どんなに壮大な旅であっても、最初の一歩を踏み出すことからすべては始まる。当たり前のようでいて、これほど力強い励ましはありません。
「一歩から始まる」という考え方は、時代や国を問わず大切にされてきました。真っ先に思い浮かぶ有名なことわざから、座右の銘としても人気の言葉をご紹介します。
こうして並べてみると、昔の人たちもみんな「まずは目の前の一歩からだ!」と自分を励ましながら、何かを積み上げてきたんだなと感じます。
「千里」というゴールばかりを見てしまうと、最初の一歩がとても重く感じてしまいます。でも、本当は一歩のハードルなんてうんと低くていいんですよね。「筆ペンを持ってみた」「本を1ページだけ読んだ」……それだけで、それは立派な一歩。
進むスピードは人それぞれ。早く歩ける日もあれば、一歩がやっとの日もありますが、どんなに小さくても「積み重ねている」ということには変わりません。
大丈夫。まずは今日の一歩を大切に。その積み重ねが、気づいたときには思いもしなかった大きな力へと育っているはずです。
何か新しいことを始めようとしたとき、その道のりの長さに気が遠くなってしまうことはありませんか?
どんなに壮大な旅であっても、最初の一歩を踏み出すことからすべては始まる。当たり前のようでいて、これほど力強い励ましはありません。
「千里の道も一歩から」の由来は?
●千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
どんなに大きな事業や遠い道のりであっても、まずは一歩を踏み出すことから始まる。何事も着実な努力の積み重ねが大切だという教え。中国の思想家、老子の言葉が由来とされています。
ちなみに「一里」は約4キロメートル。千里となると約4000キロ。日本列島を北から南まで縦断してもまだ足りないくらいの距離です。そんな途方もない道のりも、たった一歩の積み重ねなんですよね。どんなに大きな事業や遠い道のりであっても、まずは一歩を踏み出すことから始まる。何事も着実な努力の積み重ねが大切だという教え。中国の思想家、老子の言葉が由来とされています。
古今東西、「積み重ね」に関する言葉
「一歩から始まる」という考え方は、時代や国を問わず大切にされてきました。真っ先に思い浮かぶ有名なことわざから、座右の銘としても人気の言葉をご紹介します。
ローマは一日にして成らず (ローマはいちにちにしてならず)
大帝国ローマの繁栄も、長い年月とたゆまぬ努力の上に築かれたことから、大きな成果にはそれ相応の時間が必要だという意味。英語のことわざ「Rome was not built in a day」が由来とされています。
塵も積もれば山となる (ちりもつもればやまとなる)
ごくわずかなものでも、積もり積もれば高大な山となる。日々の小さな努力の尊さを教えてくれる、日本のことわざです。
雨垂れ石を穿つ (あまだれいしをうがつ)
軒下から落ちるわずかな雨だれでも、同じ所に落ち続ければ硬い石に穴をあける。微力でも根気よく続ければ、最後には成功するという意味です。
点滴穿石 (てんてきせんせき)
「雨垂れ石を穿つ」と同じ意味を持つ四字熟語。水滴石穿(すいてきせきせん)とも。強い意志を持って継続することの重要性を説き、座右の銘としても人気です。
ハードルを下げて、自分のペースで
「千里」というゴールばかりを見てしまうと、最初の一歩がとても重く感じてしまいます。でも、本当は一歩のハードルなんてうんと低くていいんですよね。「筆ペンを持ってみた」「本を1ページだけ読んだ」……それだけで、それは立派な一歩。
進むスピードは人それぞれ。早く歩ける日もあれば、一歩がやっとの日もありますが、どんなに小さくても「積み重ねている」ということには変わりません。
大丈夫。まずは今日の一歩を大切に。その積み重ねが、気づいたときには思いもしなかった大きな力へと育っているはずです。

筆文字『千里の道も一歩から』(2026年 制作)






