今日5月8日は、「ゴーヤーの日」。
一般的には「苦瓜(にがうり)」や「ゴーヤー」の名で親しまれていますが、植物学上の標準和名は、この『蔓茘枝(つるれいし)』なんだそうです。
「ゴーヤー」のトリビア
知っているようで意外と知らない、ゴーヤーにまつわる「へぇ〜」な情報を集めてみました。次にゴーヤーを食べる時に誰かに話したくなるかもしれません!?
なぜ『茘枝(れいし)』が付く?
「茘枝(れいし)」とは、世界三大美女の楊貴妃も愛したといわれるフルーツ「ライチ」のことです。イボに覆われた果実の外観と、完熟すると仮種皮が甘くなるところがライチに似ていることに由来。
ゴーヤーは野菜?
実は、植物学上は「果実」。普段の食卓やスーパーの売り場では「野菜」として扱われます。しかも、鮮やかな色味から緑黄色野菜と思われがちですが、淡色野菜なんだそう。
「ゴーヤ」?「ゴーヤー」?
どちらも正解ですが、本場・沖縄では「ゴーヤー」と伸ばすのが一般的。
完熟すると「爆発」する!?
黄色く完熟すると、果実の先端が自然に弾けて(爆発して)中の種を飛ばします。この時、種を包んでいる赤いゼリー状の部分は、実は驚くほど甘いそうです。
苦いのは「守るため」
あの独特の苦味は、種がまだ未熟なうちに鳥や動物に食べられてしまわないための自衛手段。命を繋ぐための「バリア」のような役割をしています。
英語では「苦いメロン」
英語では「Bitter melon(ビターメロン)」と呼ばれます。メロンと同じウリ科であることと、その強烈な苦味が世界共通の認識となっていることが分かりますね。
苦味の正体は、体を守る天然成分
ゴーヤーといえば、あの独特の苦味。
苦手な人も多いかもしれませんが、実はあの苦味成分こそが、健康の源です。
胃腸を整える
独特の苦味成分が胃液の分泌を促し、食欲を増進させてくれます。
加熱に強いビタミンC
通常、ビタミンCは熱に弱いですが、ゴーヤーのものは炒めても壊れにくいのが特徴です。
夏バテ予防
カリウムも比較的多く含まれ、ミネラルを補給し、体の熱を逃がす利尿作用があります。
まさに、これから暑くなる季節に向けて、体が欲しがる栄養が詰まっている食べ物と言えますね。
苦味を上手に楽しむコツ
「栄養は魅力的だけど、やっぱり苦すぎるのはちょっと……」という場合は、下ごしらえで少し工夫するだけでも随分変わります。
まずは、中の白い「ワタ」をスプーンできれいに取り除くこと。そして、薄く切ったあとに塩もみをして、さっと熱湯をくぐらせる。これだけで苦味が和らぎ、食べやすくなります。ツナやマヨネーズ、かつお節といった旨味の強い食材と合わせるのも、苦味をマイルドにする定番の知恵ですね。
初夏の元気を先取り
5月は朝晩の寒暖差があったり、連休明けの疲れが出やすかったりと、意外と体調を崩しやすい時期。そんな時こそ、ゴーヤーのようなパンチの効いた食材を食卓に取り入れてみるのもいいかもしれません。
苦味を味方につけて、心も体も元気に過ごしていきたいですね。
あなたは、ゴーヤーチャンプルー派ですか?それとも、サラダ派?

筆文字『蔓茘枝』(2026年 制作)






