絵心ない私にもできた! 誰でも描ける・一生つかえる筆文字&3色パステルアート

誤用してるかも?「敷居が高い」の本来の意味|今日の筆文字

「敷居が高い」は、誤用されやすい慣用句としても知られている言葉です。
現在では「高級すぎて入りづらい」「自分にはレベルが高い」といった意味で使われることが増えていますが、もともとは少し違う意味を持つ言葉です。
5月18日の「ことばの日」にちなんで、今回は「敷居が高い」という慣用句をテーマに、筆文字作品とともに綴ってみます。


「敷居が高い」の本来の意味


まずは、正しい意味とよくある誤用の違いをスッキリ整理してみましょう。


「敷居が高い」とは?
本来の正しい意味

不義理や後ろめたさがあって、その人の家に行きにくい

例:お世話になった人に長く連絡しておらず、合わせる顔がない。
→借金を返さないまま何年も経ってしまい、彼の家は敷居が高くてどうしても行けない。

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よくある誤用

高級すぎたり、格式が高くて入りにくい

例:高級料亭やブランド店など、店のランクが高くて緊張する。
→あのフレンチレストランはドレスコードがあるし、僕にはまだ敷居が高い

※「高級だから」ではなく、あくまで「自分の後ろめたさ」が理由のときに使います。




このように「敷居が高い」は、自分自身の行動が原因で相手との関係が気まずくなり「合わせる顔がない」という状況を表す言葉。
本来の意味を知って、正しく使い分けたいですよね。


本来とは違う意味で広まった『敷居が高い』


現在では、「高そうなお店で入りづらい」「初心者には難しそう」という意味で「敷居が高い」を使う人も少なくありません。
実際、文化庁の「国語に関する世論調査」でも、本来とは異なる意味で認識している人が多数派になっている年代があるそうですよ。
言葉は時代とともに意味が変化することが多いもの。「敷居が高い」もその代表例のひとつですね。


「ハードルが高い」との違い


「高級すぎて入りづらい」「難しそうで挑戦しにくい」という意味を表したい場合は、「ハードルが高い」を使うと誤解が少なくなります。
たとえば、
「この料亭は敷居が高い」だと、本来は“不義理があって行きづらい”という意味になります。
一方で、
「この料亭はハードルが高い」なら、“高級そうで入りづらい”という意味が自然に伝わります。
また、「初心者にはハードルが高い」という使い方も一般的です。
「高級で入りづらい」という意味なら、「ハードルが高い」を使うと伝わりやすいかもしれませんね。


ことばの日


5月18日は「ことばの日」。
普段何気なく使っている日本語も、意味を改めて知ると新しい発見があります。
今回の筆文字『敷居が高い』。この作品を通して、“知っているつもり”になっていた言葉を見つめ直すきっかけにしていただけたら嬉しいです。

筆文字『敷居が高い』(2026年 制作)

3色パステルアートとは

3色パステルアートは、脳科学と心理学をベースに開発された独自の技法でパステル画を描いていくので、楽しみながら脳を活性化でき、ストレスや緊張状態から解放されます。
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