絵心ない私にもできた! 誰でも描ける・一生つかえる筆文字&3色パステルアート
夏目漱石が愛した花とされる『木瓜(ボケ)』をユニークな手書き筆文字で書いた作品

『木瓜』読めますか?|梅との違い・見分け方も紹介「漱石の日」にちなんだ雑学と筆文字

2月21日は「漱石の日」。この日にちなんで、夏目漱石が愛したとされる花のひとつ「木瓜」を筆文字で書いてみました。

「木瓜」って、見慣れた字の組み合わせですが、読めそうで読めない。難読漢字クイズに出てきそうで、すぐにわかる人は意外と少ないかも。
「きうり」と読んでしまいそうになりますが、正解は「ボケ」
“ちょっとドジ”、あるいは、”うっかりさん”を連想してしまう読み方ですが、春に咲く花の名前なんです。漢字と読みのギャップも、この花の面白さのひとつかもしれませんね。


木瓜とはどんな花?


木瓜はバラ科の植物で、2月~3月頃にかけて花を咲かせます。花の色は、赤やピンク、白などで、枝に沿って咲く姿が特徴です。寒さが残る時期に彩りを添えてくれることから、春の訪れを感じさせる花として親しまれています。

庭木として植えられるほか、枝ぶりの美しさから盆栽としても人気。コンパクトながらも存在感があって、和の雰囲気にもよく合いそうです。


梅と木瓜の違い・見分け方


木瓜は見た目が梅に似ているため、見分けがつきにくいことがありますが、いくつかのポイントを押さえると違いが分かりやすくなります。

■花のつき方
・木瓜…短い柄があり、少し外に向かって咲く
・梅…枝に対して、直接くっつくように咲く

■トゲの有無
・木瓜…枝にはトゲがある
・梅…基本的にトゲがない

⇒この違いは見分ける際の大きなポイント!

■枝の伸ばし方
・木瓜…横に広がるように枝を伸ばす
・梅…比較的まっすぐ上に伸びる傾向がある

⇒全体のシルエットを見ることでも判断しやすくなりますね。


なぜ「ボケ」という名前?


木瓜の由来は諸説あるものの、
果実の形が瓜に似ている
 ↓
中国で「木になる瓜」=「木瓜」と表記された
 ↓
日本に伝わり「もけ」「ぼくか」などと呼ばれた
 ↓
転じて「ボケ」に変わった
とする説が有力だそうです。


木瓜と漱石の一句


夏目漱石は、木瓜の花を詠んだ句を残しています。

「木瓜咲くや漱石拙を守るべく」

飾らず、不器用でも自分らしくありたい――そんな思いを感じる一句。
控えめでありながら、しっかりと咲く木瓜の花。その姿は、どこかこの句の印象とも重なります。

木瓜の花を見かけたとき、ふとこの一句や、今回の筆文字を思い出してもらえたら嬉しいです。
夏目漱石が愛した花とされる『木瓜(ボケ)』をユニークな手書き筆文字で書いた作品

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